技法グラウンド2008年1月頃




音声を聞く

 この音声ファイルは、2008年1月頃に素読舎「電話でレッスン」の様子を仕事の机の上で録音したものです。生徒は熊谷市のKさん、アメリカに留学を予 定している20代前半の女性です。レッスンを開始して3ヶ月目くらいのものを録音しました。

 使っているのは、通常の電話ではありません。パソコン上のスカイプというソフト同士をつないで、パソコンにつないだスピーカーとパソコン内臓のマイクを 使って、パソコンを電話に変えてレッスンしました。小型のテープレコーダーをスピーカーに比較的近いところに置いたせいか、コーチの声が低いせいか、コー チの声より生徒さんの声の方がずっとはっきり録音されています。また、スカイプは今のパソコン事情ではそれほど回線が安定しておらず、ときどき声がとぎれ たりループになったりしますので、聞き苦しいところは音声編集ソフトを使って、「切り取り」処理を施してあります。

 お聞きになればわかる通り、30分のレッスンのほとんどすべてで、生徒の口が動きっぱなしに動いています。

 再生開始後3分20秒頃に、back という語に含まれる「一瞬般若」の音が問題にされています。「口の両端を斜め上に」という指示がなされています。
 matter という語に含まれる「一瞬般若」の指示も、7分55秒頃になされています。
 19分7秒で、eighteen の発音を直しています。
 20分23秒頃、bubble の発音を直しています。スペリング上 u の音が日本人の耳に「ア」と聞こえる場合、「狭い音」になることも伝えられています。同じ文にある、burst にある ur の音も「狭い」と指示されています。

 この生徒さんは、3ヶ月ほどで注意することが非常に少なくなりました。このレッスンでは、「一瞬般若」、「 u の狭い音」、「 ur の狭い音」を指示していますが、通常はこのくらいに注意することが少なくなるのにはもう少し時間がかかります。

 レッスンを通じて使われている練習方法は、「技法グラウンド」と名付けられたものです。コーチが一度読んだ文を生徒が、5,6回あるいはそれ以上の回数 「繰り返す」というのが基本です。その間に、注意すべき事項があれば、コーチが指示し、生徒が直して、再び5,6回(以上)生徒が同一の文を繰り返し言い 続けます。


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