生徒さんからいただいたメール(Kさん) 2008年 8月10日(日)


根石様
お世話になっております。
横浜のKです。昨日のレッスンは準備が整ってなく
長い時間待たせてしまって本当に申し訳ありませんでした。
しかもレッスン時間もかなり延長していましたね。すみません。
ありがとうございました。

それから遅くなりましたがスカイプでのレッスンの感想です。
パソコンに詳しくないので新しいものを取り入れるのに(ダウンロードとか)
抵抗があったのですが、やってみるととても簡単で、
失敗なくすぐに使えるようになったのでうれしかったです。
電話がパソコンに変わっただけで通話料がかからないなんてすごいです。
これは分かっていたことですがやってみないと実感できなかったです。

レッスンですが根石さんのおっしゃったとおり1人も2人も内容には変わりはありませんでした。
夫の説明のときには客観的に聞くことができるし、落ち着いてメモをとることもできます。
夫の順番のときは声はださないで口だけは動かしています。
これが少しつらいです。手元に自分だけ音声を切るスイッチがあるといいなあ
なんて思ったりもします。
でも、声に出すことはレッスンが終わってからもできることですので。
レッスン代も半額にしていただいて本当にありがとうございます。
最近の変化ですが、洋画を見ているときに
意味はわからないのですが、何をいっているのか
わかるときがたまにあって自分で感動するときがあります。
それからはじめての文章に対して、目と口が
同時についていっていけてるようなときがふえてきたような気がします。
なるべく毎日少しでも口を動かすようにはしているのですが、
できない日もたくさんあります。それでも1週間に一度の
レッスンでここまでできるように
なったことには自分でもびっくりしています。

夫のほうはなかなかまだまだ緊張がとれないようで
終わったあとはかなりぐったりしています。
なかなか練習時間がとれてないようなのですが、
やる気はあるようです。

それから娘のことです。
私からは毎日少しでも読むようにとはいっているのですが、
声をかけたときは読んでいるのですが、
まだまだ自分から読むことは少ないようです。
ただ自分では意識していないようですが、
テキストをいつの間にか暗記してしまったようで
車にのっているときなど、後ろで声にだしてぶつぶつ暗唱しているときがあります。
それから単語のことですが、
kite の意味は?って聞くとわからないというのですが、
This is a nice kite.と聞くと、
これは素敵なたこです。と 答えます。
favorite もわからないというのですが、
This is my favorite picture.を聞くと
これは私の大好きな写真です。と答えます。
あっそうか、大好きなっていう意味だねっ、ていう感じです。
文章でならわかるなんて言っています。こういうことがいくつかあります。

先週、書くことも始めるように伝えられた事を言っていました。
ノートに同じ文を声に出しながら何回か書くようにしています。
これは単語一つ一つのほうがいいのでしょうか。
まだまだ書くことは時間がかかってしまうのですが、
少しずつ進めていくつもりです。
いつのまにか町の看板とか、お菓子のパッケージとかすこしずつ読めるようになってきています。
本人もうれしそうです。私もうれしいです。
あと、時々の根石さんの長野の方言?とかが聞けたりする事もうれしいようです。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
                                                      K



メールへのお返事

>横浜のKです。昨日のレッスンは準備が整ってなく
長い時間待たせてしまって本当に申し訳ありませんでした。

 レッスンの枠と枠の間に10分の休憩時間をとってあります。この時間は生徒さんへのアドバイスのために使ったりすることもあります。気にしないで下さい。

>パソコンに詳しくないので新しいものを取り入れるのに(ダウンロードとか)
抵抗があったのですが、やってみるととても簡単で、
失敗なくすぐに使えるようになったのでうれしかったです。
電話がパソコンに変わっただけで通話料がかからないなんてすごいです。
これは分かっていたことですがやってみないと実感できなかったです。

 スカイプの導入はとても簡単で、私もダウンロードした時にびっくりしました。このソフトは使わないテはないなと思うくらいに役にたちます。私もよく村田君と長話をするのに使っています。今、素読舎のホームページを作りかけているのですが、これの編集作業をやるのに、パソコンでできかけのホームページを見ながら、スカイプで話をして作業を決めたりしています。

>夫の順番のときは声はださないで口だけは動かしています。
これが少しつらいです。手元に自分だけ音声を切るスイッチがあるといいなあ
なんて思ったりもします。

 私のIBMのパソコンには、音を切るスイッチがキーボートの上のほうにあります。これは機種に依存するのかと思います。

>最近の変化ですが、洋画を見ているときに
意味はわからないのですが、何をいっているのか
わかるときがたまにあって自分で感動するときがあります。

 これは私のレッスンを受け始めた方の多くが言われることです。口の動きが正確になっていくにつれて、耳がつかまえる音が増えていくためだと考えています。しばらくは口の動きのレッスンを続けますが、初めての文でも最初から正確に読め、初めから音の連続性が得られるようになったら、単語を書く練習を増やしていただくといいと思います。

>それからはじめての文章に対して、目と口が
同時についていっていけてるようなときがふえてきたような気がします。

 これはうれしい報告です。だんだんと一つの文に含まれる単語数が増えていっても、一度で読めるようになっていきます。

>それでも1週間に一度のレッスンでここまでできるようになったことには自分でもびっくりしています。

 週に一回、30分程度のレッスンで何ができるのかと思われてしまうのか、近頃はレッスンへの問い合わせがあまりなくなりましたが、ポイントをきちんと絞ってありますので、わずか30分、週一回でもはっきりと英語が変化します。これは、レッスンを始めた当初に、はっきりと感じられることで、音が安定して以後は、割と退屈なレッスンになります。この退屈なトンネルが結構長いのです。これがいわば中級者がくぐるトンネルだと考えています。上級者はこのトンネルを抜けた人たちなのですが、ほとんどの上級者がこのトンネルの長さを忘れてしまいます。喉もと過ぎればなんとやら、が上級者たちの欠点です。

>夫のほうはなかなかまだまだ緊張がとれないようで
終わったあとはかなりぐったりしています。
なかなか練習時間がとれてないようなのですが、
やる気はあるようです。

 慣れていただけば、緊張は抜けますのでご心配なく。音はかなりよくなってきていますので、もう少しすれば緊張なさらないようになると思っています。
 私のレッスンは、英語力を作るのはゆっくりでいいと考えているレッスンです。学生や英語の先生にはかなりきついことをやらせますが、生活をかかえておられる方や仕事が忙しい方にはゆっくり進んでいただきます。そのためにも、スカイプや「手ぶらフォン式電話」を使って、二人、三人同時にレッスンを受けていただき、一人あたりの料金が安くなるようにするのが一つの大事なポイントだとも考えています。
 英語力はそれを作るのも大変ですが、作ったもののレベルを落とさずに持ち続けることは、同様にあるいはそれ以上に困難です。私の語学論の骨子は「磁場論」にありますが、日本語の磁場をしっかりと前提にしているレッスンです。おそらく、私に「磁場論」がなければ、このレッスンは成り立っていないと考えています。
 手前味噌ながら、日本語の磁場にどう対処するかをはっきりと射程に入れたレッスンは、ほとんどないのが現状です。

>声をかけたときは読んでいるのですが、
まだまだ自分から読むことは少ないようです。

 もう少し面白くなると、自分でやりだすようになるのではないでしょうか。それを期待しています。

>ただ自分では意識していないようですが、
テキストをいつの間にか暗記してしまったようで
車にのっているときなど、後ろで声にだしてぶつぶつ暗唱しているときがあります。

 繰り返しにより、よくなじんだものが自然に定着してしまうことと、いわゆる「暗記」を区別しています。いわゆる暗記は、覚えようとして暗記をやるわけです。私のレッスンでは、娘さんは、おそらく覚えようとしたことはないだろうと思います。自然に覚えてしまったと感じていると思います。これが、素読を原理とした方法の最大の利点です。

>それから単語のことですが、
kite の意味は?って聞くとわからないというのですが、
This is a nice kite.と聞くと、
これは素敵なたこです。と 答えます。

 今はそれでいいと思います。この場合でしたら、kite を「言いながら書きながらイメージする」ということをやってもらうのがいいと思います。単語単位でそれをやってもらうのが、今の段階では一番いいと思います。
 「書きながら」に関しては、一番参考になるのが、そろばんの上手な人の指の動きだと、先日、娘さんに話してあります。そろばんの上手な人は、次はどの指などといちいち意識することがなく、数を言うのを聞いたり、数を思うことで、指が勝手に動き、計算結果をはじき出すのですが、英単語を書く練習でも、このレベルを獲得するのがきわめて大事です。何度も同じ単語を繰り返し書き、いちいち次のアルファベットは何かなどと意識することがなく、手首が勝手に一つの単語を紙の上に繰り出す(=勝手に書けてしまう)状態にすることです。
 study の過去形は、y を i に変えて ed をつけるなどと、理屈で覚えるのではなく、studied という一連の綴りを何度も書くことによって、「勝手に書けてしまう」状態を作るわけです。
 「言いながら書きながらイメージする」の「イメージする」は説明が困難ですが、コツはこの単語は「こういうこと」「こんな感じ」ということを強く思うことです。そのことによって、結果的にイメージが生じます。結果的に「イメージする」を実現したことになります。
 「言う」「書く」「イメージする」は三位一体のものととらえていただくのがいいと思います。これを実現することによって、「言う」「書く」と「イメージ」の間に瞬間化を実現することがきわめて肝心なことです。
 英語を「話す」にしろ「聴き取る」にしろ、「読書する」にしろ、「音」や「文字」と「イメージ」との間に瞬間化が成立していないとできません。
 まあ、しかし、娘さんはレッスンを始めたばかりだと考えていただくのがよく、これから徐々にアドバイスしていきますので、しばらくはゆったりとゆっくりとやってもらうのがいいだろうと思っています。

>先週、書くことも始めるように伝えられた事を言っていました。
ノートに同じ文を声に出しながら何回か書くようにしています。
これは単語一つ一つのほうがいいのでしょうか。

 慣れてきたら、ノートでなくても、裏の使える不要な紙でもいいです。
 先に書きました通り、今は単語一つ一つでやっていただくのがいいと思います。
 単語一つでいいから、手首が勝手に動いて、紙の上にその単語を書き出すレベルが大事だということも書いた通りです。

>いつのまにか町の看板とか、お菓子のパッケージとかすこしずつ読めるようになってきています。本人もうれしそうです。私もうれしいです。

 私もうれしく思いました。そういう楽しみが大事ですね。

>あと、時々の根石さんの長野の方言?とかが聞けたりする事もうれしいようです。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

 そうですね。文法の説明の時など、地元の普段の言葉がつい混じるようです。説明がわからなかったら聞き返してくれと娘さんにお伝え下さい。そういえば、この間のレッスンの時、娘さんが英文を読みながら笑い出したことがありました。「何かおかしいかい?」と聞きましたが、教えてもらえませんでした。私の普段の地元の言葉が説明に使われたせいかもしれません。

 ぶしつけながら、最後にお願いがあります。私のレッスンがいいものだという確信が持てる日が来ましたら、どうぞ周りに話していただけないでしょうか。
 やたらにレッスンの枠数を増やす気がなく、少なめに抑えてあります。そのため、空き枠が二つ三つできただけで、生活が苦しくなるような低レベルの経営状態です。たまに他のアルバイトなどすることがありますが、本当は安心して教材を作り続けていたいという願いがあります。

 空き枠のある時は、小学生が3人集まってもらえれば、3ヶ月間、スカイプあるいは「手ぶらフォン式電話」で無料お試しができるようにしました。
 3人は、スカイプを使う場合は、それぞれの家のパソコンを使います。この場合は、お父さんがパソコン関係の面倒を見てくれるなどの補助が必要になります。スカイプの導入は簡単ですが、それでもまったくの初心者にはおっかなびっくりの作業かもしれませんので。
 「手ぶらフォン式電話」を使う場合は、近所の3人が一軒の家に集まってもらう必要があります。

 ていねいなご感想をありがとうございました。
 またしばらくレッスンを受けられて、新しい変化などご報告いただけたらうれしく思いますので、よろしくお願い致します。

根石吉久





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