『英語どんでん返しのやっつけ方』(小学館 根石吉久・村田晴彦共著)より
重ね方・はずし方
一枚のレポート用紙に書き込んだ単語・熟語等をみな殺しにして完全に覚えてしまいました。これと同じことを二枚目のレポート用紙でもやります。いちいちを示せないので、ここでは一枚目のレポート用紙を<1>と表し、二枚目のを<2>と表します。
さて、<2>もみな殺しにしたとします。次は<1>と<2>をひとまとめに殺します。二枚をたてつづけに解答し、間違いゼロの状態にします。この過程は楽です。一枚ずつのときにていねいに殺してありますし、まだ殺したばかりだからあっけなく終わるでしょう。殺したばかりのものを殺しなおしておく作業です。以上の順番をまとめると次のようになります。
<1> → <2> → <1><2>
次に<3>をみな皆殺し。
<1> → <2> → <1><2> →<3>
× × ○ ×
やってみればわかりますが、×印をつけたところは苦労です。○印をつけたところは楽です。たった一枚のレポート用紙のほうが、いったん殺してある二枚のレポート用紙よりはるかに難物です。だからこそ、たった一枚のレポート用紙(単語数十五程度)をあなどってはいけないのです。どれほど時間がかかろうと、そんなことは気にせず、完全に殺さなくてはいけません。
<3>が殺し終わったら、<1><2><3>をひとまとめに殺します。これも楽ですが、殺したはずなのに生きかえっている(忘れかけている)ものがあるかもしれません。よくとどめを刺しておいてください。
次に<4>を殺します。はじめからの全過程を書くと、
<1> → <2> → <1><2> →<3> → <1><2><3> → <4>
ここで初めて、<1><2><3>というレポート用紙三枚の連続番号の組み合わせができます。これを「三枚ワンパック」と名づけます。今後は、一枚をていねいに殺す練習と「三枚ワンパック」を一度に殺す練習とが交互に行われます。
「三枚ワンパック」は、新しい一枚が殺されるたびに、そのメンバーが一枚ずつ入れ替わります。新しい一枚が仕上がるたびに、「三枚ワンパック」のメンバーに加わるので、古い一枚がはずれます。
実際の練習の順序とは異なりますが、「三枚ワンパック」だけをとりだすと次のようになります。
<1><2><3> → <2><3><4> → <3><4><5>
→ <4><5><6> → <5><6><7> .....
重ね方とはずし方の法則は簡単ですから、しっかりつかんでおいて下さい。
この「三枚ワンパック」を支える基礎工事は、一枚を確実に殺すという作業です。(略)
では、実際の練習順序による全過程を示します。
<1> → <2> → <1><2> →<3> → <1><2><3>
→ <4> → <2><3><4> → <5> → <3><4><5>
→ <6> → <4><5><6> → <7> → <5><6><7> .....
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